わかば通信 2016年3月号

１月２１日と２８日の２回、浜松市役所より講師を招き「高齢者の虐待防止について」 というテーマで学習会を開催しました。どのような行為が虐待となるのかといった説明や、虐待を発見した場合の対処方法についての講義を受けた後、スタッフ同士事例についてディスカッションをしました。解決策として認知機能が低下している患者様や利用者様に対して、個々の行動パターンを把握する事で、危険行動を未然に防ぐといった事や、設備や道具といったハード面での安全対策を取る事で、行動の抑制を減らすという意見が発表されました。これからも真剣に考え、対応をしていきたいテーマです。

１月２８日（木）に患者家族会が開かれました。
杉本院長も出席したご家族との座談会の中で、入院生活についての希望や、今後の療養についての様々な意見や考えをお聞かせいただく機会となりました。杉本院長から『 国が在宅療養への移行を進めていますが、皆さんはどの様に考えていらっしゃいますか?! 』という問いかけをしたところ、ご家族からは自宅での介護負担や介護者の健康問題、自宅で介護する事への不安が聞かれ、多くの悩みを抱えてらっしゃる様子が窺えました。病院への希望として、患者家族同士が交流できる場が欲しいと言う意見が多数ありました。病人を抱える家族として、互いに気持ちを分かち合ったり、励まし合うことで頑張れるというお話しでした。そうしたご希望もあって３月２８日 ～ ３１日の毎年恒例のお花見の際に、今年は１階のエレベーター前のフロアーに喫茶コーナーを設ける事に致しました。どうぞお立ち寄りください ♫

２月３日（水）介護施設にて節分の催しがありました。
鬼が籠を持って登場し、紅白にわかれた利用者様方と 豆の代わりにボールを投げて籠に入れるゲームをしました。
今年の恵方は南南東です。恵方巻きに見たてたお好み焼きをソース味 ・ しょうゆ味 夫々１枚ずつホットプレートで焼きました。