令和4年4月号 北斗わかば介護施設 ニュースレター 

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ニュースレター

2022年05月06日

令和4年4月号 北斗わかば介護施設 ニュースレター
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【新型コロナウイルス対応に関して】
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  • ◎ケアマネジャー様につきましては、書類・物品の受け渡し等は、玄関での対応とさせていただきます。
  • ◎当施設にご来訪された際には、玄関に置いてある来訪者名簿に氏名の記入をお願いいたします。
収束まで、何かとご不便、ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご理解ご了承のほどお願いいたします。

施設長 コラム 「高齢者と誤嚥性肺炎」

今回のコラムは、高齢者の誤嚥性肺炎のリスクについてお話したいと思います。
まず、物を飲み込むことを嚥下(えんげ)と言います。嚥下をすると、食べ物は口から食道、胃へと入ります。この嚥下の機能が低下すると、食道へ入るものが誤って気管に入ってしまいます。これを誤嚥(ごえん)と言います。
誤嚥性肺炎は、口の中の細菌が唾液や食べ物と一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで生じる肺炎です。つまり、口の中が清潔に保たれていないと、肺炎の原因となる細菌がより多く増殖し、誤嚥性肺炎を発症するリスクが高まるということです。そのため、常日頃から誤嚥性肺炎のリスクを減らす習慣が肝心となってきます。

具体的なリスク軽減の方法としては、
1. 食事の工夫(食事形態やとろみをつける等の工夫をしてみること)
2. 食事に集中する(テレビを見ながら等の食事をしないこと)
3. 胃液の逆流を防ぐ(食後すぐに横にならないように気をつけること)
4. 嚥下リハビリ(嚥下機能の改善をはかること)
5. 口腔ケア(口の中を清潔にし、誤嚥時の細菌を少なくして肺炎の発生を減らすこと) が挙げられます。

高齢者のむせ込みに対して、食事形態などは、とろみを付けたり、ひとくち大に食べ物を細かくする等、対処をされている方が大勢いらっしゃいますが、一方で口腔ケアに対しての重要性を意識されている方はまだまだ少ない印象があります。是非、食後の歯磨き習慣を大切にし、誤嚥性肺炎を予防していきましょう。


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