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 お知らせ

2022年09月01日

ニュースレター

令和4年8月号 北斗わかば介護施設 ニュースレター

「空き状況」 令和4年7月現在
◯空きあり、△若干空きあり、×空きなし
 
デイサービス ×
デイケア ×



体験のご利用も随時、受けつけております。
リハビリ・入浴も体験できます。
体験時の昼食代は無料です。
【新型コロナウイルス対応に関して】
  • ◎利用日の利用者様には、37.5℃以上の発熱が認められる場合は、ご利用を中止させていただき、お休みとさせていただきます。
  • ◎ケアマネジャー様につきましては、書類・物品の受け渡し等は、玄関での対応とさせていただきます。
  • ◎当施設にご来訪された際には、玄関に置いてある来訪者名簿に氏名の記入をお願いいたします。
収束まで、何かとご不便、ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご理解ご了承のほどお願いいたします。

施設長 コラム「血圧について」 文責:小出弘寿

「血圧」という言葉はよく知っているけれど、そもそも血圧って何かを説明できる方は意外と少ないのではないでしょうか?そこで、今回のコラムでは知っているようで知らない「血圧」についてお話をしたいと思います。私たちの体に流れている血液は、酸素や栄養素を全身に届ける役割を担っています。心臓がポンプのように収縮と弛緩を繰り返し、血管に圧力をかけることで、動脈を介して全身の組織に規則正しく血液を届けています。そして、血圧とは、心臓から送り出された血流が血管の内壁を押す力(圧力)を指します。血圧を決定する要因としては、心臓が1回の拍動で全身に送り出す血液量(心拍出量)や血管のしなやかさ(弾力性)のほか、血液が血管に流れ込む際の末梢血管の抵抗力(血管抵抗)、血液の粘度などが挙げられます。

よく、塩分取り過ぎは体によくないと言われますが、これは、食塩の摂取量も血圧に影響しているためです。日本人の1日の食塩摂取量の平均値は約10グラムと言われています。WHO(世界保健機関)では、1日の食塩摂取量の目標値を5グラム未満に設定していることから、日本人がいかに食塩を取り過ぎているかが分かります。なぜ、塩分の取り過ぎが問題となるのかは、人間の体の中では、水分と塩分が一定の濃度に保たれているのですが、食塩を取り過ぎると、一時的に高くなった塩分濃度を下げるために、体内に水分がため込まれます。これによって、心臓に送り込まれる血液量が増え、血管にかかる圧力が増し、血圧が上がってしまうのです。このような状態が長く続くと、高血圧となって、心臓や血管に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞、心不全といった病気を引き起こすリスクが高まってしまいます。塩分は、制限し過ぎると脱水症状になりやすいですが、過剰に摂取すると高血圧になりやすいため、日頃から適度な量の塩分摂取を心がけましょう。

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