令和5年3月号　北斗わかば介護施設　ニュースレター 

• ◎利用日の利用者様には、37.5℃以上の発熱が認められる場合は、ご利用を中止させていただき、お休みとさせていただきます。
• ◎ケアマネジャー様につきましては、書類・物品の受け渡し等は、玄関での対応とさせていただきます。
• ◎当施設にご来訪された際には、玄関に置いてある来訪者名簿に氏名の記入をお願いいたします。

施設長 コラム「「通所介護と通所リハビリテーションの違い」」　文責:小出弘寿

北斗わかば介護施設の通所事業では、通所介護（以下：デイサービス）と通所リハビリテーション（以下：デ イケア）を運営しています。ひとつの法人でどちらの通所事業も運営している法人は珍しいと思います。今回は、 知っているようで知らない、デイサービスとデイケアの違いについてお話をしようと思います。

まず、デイサービスは、日常生活を介助することが主に行われ、レクリエーションや運動等を通じた機能訓練 や自立支援が目的となります。対象は、要介護者（要支援を含む）を対象に入浴や食事、機能訓練、レクリエーションなどのサービスが提供されます。自宅にこもりがちな方にとっては、他者との交流に繋がり、社会参加の意図も含まれたサービスと言えます。デイサービスには、看護師、生活相談員、介護福祉士、機能訓練指 導員等が配置されていますが、北斗わかばデイサービスには、機能訓練指導員として、作業療法士、理学療 法士の専門家を配置しているため、デイサービスでも専門家による機能訓練が受けられることが特徴です。

一方、デイケアは、主治医の指示を受けてから専門の療法士による 1対1の本格的なリハビリテーションを行 い、日常生活が送れるように機能維持・回復させることを目的としています。病状が安定している要介護者 （要支援を含む）を対象に、リハビリがサービスの中心で行われ、理学療法、作業療法、言語聴覚療法などの リハビリを受けます。主治医の指示を受けてから行われることから、医療的な改善や管理が必要とする方に適 しています。また、デイサービス同様に入浴や食事の介護も行われ、心身機能の維持や日常生活の回復を目的としたサービスの提供を行っています。

介護の「デイサービス」と医療ケアの「デイケア」、それぞれの特徴を活かして今後も事業運営をして参ります。