わかば通信 2020年10月号 

まもなく紅葉の季節がやってきます。院内デイでは恒例の紅葉の貼り絵をしました。
構図は毎年“清水寺の夜間拝観”です。清水寺は桜と紅葉の季節に夜間拝観があります。暗闇に浮かぶ紅葉はそれはそれは美しく幻想的な光景を見ることができます。それをイメージし、６色の紅葉の貼り絵を作成しました。

院内デイはリハビリも兼ねているので、手を伸ばして遠い場所に貼る動作や、糊を薄い紙に塗る細かな動作に根気よく取り組んでいただいたりしますが、一方でお隣同士の患者様が一人が糊を塗り、一人が貼るといった協働作業に自然となって交流が図れたりする場面もあります。
今回も美しい貼り絵が完成しました。ご面会の折に、是非ご覧ください(*^。^*)

9月21日に開催されたデイサービスの敬老会は、利用者様に人生の体験談を語っていただきました。皆様お年を重ねられ、様々な体験をお持ちですので、いろいろな興味深いお話を、聞かせていただくことができました。その後、写真の仮装をした職員が、青い山脈やお祭りマンボといった歌を歌うと、利用者様との合唱になりました。楽しいひと時を一緒に過ごす事が出来ました。皆様にも喜んでいただけたことと思います。

今年は、外出制限や“３密を避ける”という理由で、わかば祭も中止となりました。非常に残念ですが、日々の生活の中にちょっとした楽しいことを、たくさん作っていきたいと思っております

『インフルエンザの予防接種が開始されます。』
報道でご存じの方もいらっしゃると思いますが、今年度は高齢者に優先接種をするようにと、厚生労働省の方針が示されております。当院でもその指示に従い１０月より予約の受付を開始しております。
“コロナウイルスの感染予防”で手を洗う回数が飛躍的に増え、マスクでの感染予防を図っていることから、今年のインフルエンザ感染者数は少なく抑えられていますが、本格的な流行期はこれからです。日常的に手洗いを励行し、感染の拡大を防ぎたいと思います。
ご家族の皆様も、体調不良の際には面会をご遠慮いただき、病院内での発生の予防に、ご協力をよろしくお願い致します。